好き、だから抱きしめて
『別に見てりゃいいじゃん』
「いいよ。もう見たから」
『…ふーん。興味あんの?』
「何に?」
『俺に』
口角を上げてニヤっと笑ってる。
「だ、誰があんたなんか」
『わめくなよ。別にお前が誰に興味あろうと関係ない』
「あーそうですか。だったら聞かないでよ」
『素直じゃないね~』
ヘラヘラ笑いながら部屋に入って行った藤宮。
もームカつく!!関係無いのは解るけど言い方ってもんがあるでしょが!
むしゃくしゃした気持ちを払うためにお風呂に入ってさっさと寝る事にした。