キミのイタズラに涙する。
でも今日……隆平に会いたかったな……。
なんて、酔ってるのかな。
酔うはずのない、子供ビールのせいにして
私はこの感情を誤魔化した。
すると、
ピリリリリリー
突然、携帯がなった。
【着信:隆平】
隆平から!!?
私は慌てて携帯を持つと自分の部屋へ駆け上がった。
「も、もしもし」
部屋に入ってすぐ通話ボタンを押す
すると、
「ハッハッハッ」
なんてちょっと低い声が聞こえてくる。
「ちょ、隆平!?」
「メリークリスマス」
その声はいつもの隆平の声ではなかった。