キミのイタズラに涙する。


「うん、ちょっと自信が出て来た

頑張って見ようかな」


「おーいお前ら、何こそこそ話してんだよー

俺が先生に呼び出しくらってる時に秘密話とかズリィぞ」


すると、隆平が教室に戻って来た。


「何ってべつにー、先生に呼び出しくらうような人には

教えません」


「言ったな沙良!呼び出しくらったのはお前のせいなんだぞ!」


「お前のせいって隆平が私にイタズラしようとしたからでしょ!!」


「だってお前、イタズラして下さいって背中に書いてあんじゃん」

「そんなの書いてない!!」

< 150 / 349 >

この作品をシェア

pagetop