キミのイタズラに涙する。


「そういやさ、お前がクリスマスの日に言ってた伝えたいことって何?

まだ整ってねぇの?」


「え!んっとまぁ……」


まさか隆平からその話が出ると思ってなくて

私はパフェが喉に詰まりそうになった。


でもこれって、チャンスかもしれない。

2人でいて隆平がその話を切り出してくれて

一番話しやすい時。


「あ、あのね!」


私は今しかないと思って慌てて口を開いたら声が裏返った。


「ふっ、」


「あ、あの……」


「何だよ?ゆっくりでいいぞ

食いながら話せば」


< 159 / 349 >

この作品をシェア

pagetop