キミのイタズラに涙する。


っていうかなんか……インクの匂いがするんですけど。

そう分かった瞬間、隆平の手が私の手に触れてドキっとする。


「ちょ、何触って……」


隆平が私の手に何かを書き始め

目を開けようとした時


「出来た!いいぞ目開けて」


彼はそう言った。


私はすぐに目を開けて手をみてみると


そこには……


【バーカ】


そうデカデカと書いてあった。


「ちょ……!隆平!!

罰ゲームってこれ!?」


「当たり前だろ、何期待してんだよバーカ!」


隆平のやつ!もう許さない!




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