キミのイタズラに涙する。


「キャー!!!」


私は隆平の言葉に病院だということも忘れて

叫びながら隆平にしがみついた。


すると、


「く……っはははは!

沙良超おもしれぇー!!」


イキナリ笑い声をあげる隆平。


「ウソに決まってんだろ~

やっぱこれがなきゃ毎日つまんねぇわな」


な、ウソだったの!!?


「ちょ、隆平のバカー!!!」


私は隆平のことをポカポカ叩いて怒った。

もう、イタズラ好きは本当に変わってないんだから。


怒りつつも彼のそんな仕草を見ていて安心する。

少しは元気になってくれたかな?












< 256 / 349 >

この作品をシェア

pagetop