キミのイタズラに涙する。



学校はもうほとんど自由登校で


こんなにたくさんの時間があるのに会えないのがもどかしかった。


そんな時

突然着信が鳴った。


ブ―ブ―ブ


「はい」


「沙良?今日会えない?満も今一緒にいるんだけど」

それは梓からだった


「うん、会いたい!」


そういえば……。

カレンダーで日付を確認して察する。


私はなんとなく予想がついて

上着をはおり、駅まで行くと2人が笑顔で迎えてくれた。


すると、


「「合格しましたー!」」


2人は私に大学の合格通知を見せてきた。







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