キミのイタズラに涙する。
そういう事なら快く協力する。
「私のお弁当のおかず、わけてあげる!」
やっぱり塚越くんは優しい人だ。
それが分かって嬉しくなった私は
「行こう」
梓を連れてすぐに戻った。
今日のお弁当はおかずが2個ずつ入ってる。
1つずつ塚越くんが用意したトレーにいれて
梓が野菜、塚越くんがご飯をのせると
そのトレーは立派なお弁当になった。
「なかなかいいな、こっちのが美味そうだ」
「食べちゃダメだよ塚越くん」
「食わねぇよ、つか塚越くんじゃなくて
隆平。」