キミのイタズラに涙する。


別にそれでいい。

ボヤけた視界でおかずをとり弁当に戻してく。

この弁当も別に母親が作ってくれたヤツじゃない


『これ中に入れちゃっていい?』

すると、クラスの女子2人が話しかけてきた。


「いい、手汚れるから」


優しくされんのは、もう好きじゃない。

むしろ、滑稽だって笑われてる方が楽だと思う。


俺と関わるとそいつらが悪く言われる。


ならせめてものお礼として

もう俺と関わらないようにしてほしい。


「満、どうした?」


お前もそうだよ、塚越。


もう、俺に話しかけんのやめろよ。


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