キミのイタズラに涙する。


俺は迷惑だと言って、近付いて来たやつらを突き放した。


ご飯を食べずにまた机に顔を伏せる。


本当に真っ暗だ。

なんも見えねぇ。

そのクセ視界がにじむのは分かる。


ぐっと歯を食いしばって耐えていると

上から声が聞こえた。


「おい満、」


またアイツだ。


「これ俺が作った特製弁当だ

今日は特別なタダDAYだから譲ってやる

ちなみにあいつら2人も製造者だ」


なんでだよ、


なんで俺に優しくすんだよ。


「いらねぇよ」


頼むから、もう関わらないでくれよ。



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