キミのイタズラに涙する。
第三章

学校の伝統行事



【吉田沙良side】


春、キミと出会って

少しずつ自分が変わる。



小さい頃、同じ年の男の子にイタズラされた時も


いじめられていた時に、教科書にイタズラされた時も


嫌な気持ちにしかならなかった。


それなのに、キミと出会って


イタズラというものは


そんな気持ちだけじゃないんだと知る。





< 86 / 349 >

この作品をシェア

pagetop