キミのイタズラに涙する。


入学式の前にあった変な人だ!!


宇宙人にあったなんて言ってすぐ逃げてったけど

しっかりと顔を覚えてる。


「なるほど、塚越くん

キミは一番初めに名前を憶えそうですね」


先生の言葉にもふざけながら頭を下げて


「光栄っす!!」


なんて言うと、周りは悪口をやめ


「あはは、お前バカだろ~」


「なんだと」


彼をからかい始めた。


塚越くんという人のお蔭で悪い噂は消えたけれど

田辺くんの自己紹介ができなくなってしまった。


いや……でも


できるような状態ではないか。。


顔を青くしていた彼はもう席に座っていた。


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