好きだバカッ。気づけよ。
ガタゴト…ガタゴト
と、皆が席を動かし始めた。
五時間目からはこの席で授業を受けるのかと思うとたのしみだった。
などと考えていると、消しゴムが転がってきた。
それは悠真くんのものだった。
拾って差し出すと『ありがとう!』と笑顔でかえしてくれた。
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