メイドさんに首ったけ!?
「これだよ」
霧様がそう言った途端ショーステージの幕が開き、そこに現れたのは色とりどりの電飾で飾られた、大きなプレート。
そこには……。
「お誕生日おめでとう、露」
「……っ」
……そこには大きく『Happy Birthday Tsuyu』と書かれてあり、さらに舞台袖からは着ぐるみを着た動物たちが、大きなバースデーケーキを運んできてくれた。
そっか……。
そういえばいろんなことがありすぎて自分の誕生日なんてすっかり忘れてた。
でも、霧様は覚えていてくれたんだ……。
しかも、こんな大掛かりなプレゼント……。
こんなこと、霧様にしかできることじゃない――。
まさかこんなサプライズで祝ってくれるなんて思ってなくて、あまりに嬉しくて私の目には見る見るうちに涙が溜まっていった。
「霧様……これ……っ」
「……露に恐怖感を与えてしまうのはすごく申し訳なかったけど、どうしても露に喜んでもらいたくて、強硬手段をとってしまった。
露、怖い思いをさせてしまってすまなかった」
「霧様……」
霧様がそう言った途端ショーステージの幕が開き、そこに現れたのは色とりどりの電飾で飾られた、大きなプレート。
そこには……。
「お誕生日おめでとう、露」
「……っ」
……そこには大きく『Happy Birthday Tsuyu』と書かれてあり、さらに舞台袖からは着ぐるみを着た動物たちが、大きなバースデーケーキを運んできてくれた。
そっか……。
そういえばいろんなことがありすぎて自分の誕生日なんてすっかり忘れてた。
でも、霧様は覚えていてくれたんだ……。
しかも、こんな大掛かりなプレゼント……。
こんなこと、霧様にしかできることじゃない――。
まさかこんなサプライズで祝ってくれるなんて思ってなくて、あまりに嬉しくて私の目には見る見るうちに涙が溜まっていった。
「霧様……これ……っ」
「……露に恐怖感を与えてしまうのはすごく申し訳なかったけど、どうしても露に喜んでもらいたくて、強硬手段をとってしまった。
露、怖い思いをさせてしまってすまなかった」
「霧様……」