メイドさんに首ったけ!?
「ごめん、本当にごめんね、露……」
「霧様……」
なのに、本当に悲しそうに切なそうに謝られちゃうとそれ以上は何も言えなくなってしまって……。
「霧様、もう気にしないでください。
私の方こそごめんなさい。少しだけ霧様に意地悪をしてしまいました……」
霧様にそんな表情をさせてしまったことが申し訳なくなっちゃって、私のほうが霧様に謝ってしまう。
「露……」
そして、一瞬霧様と目が合うと……。
「ふふ…っ」
「あははっ」
2人同時に笑い出してしまった。
それからは私と霧様との間に会話はなく、2人寄り添うように心地よい夢に包まれながら、電車に揺られていた。
「霧様……」
なのに、本当に悲しそうに切なそうに謝られちゃうとそれ以上は何も言えなくなってしまって……。
「霧様、もう気にしないでください。
私の方こそごめんなさい。少しだけ霧様に意地悪をしてしまいました……」
霧様にそんな表情をさせてしまったことが申し訳なくなっちゃって、私のほうが霧様に謝ってしまう。
「露……」
そして、一瞬霧様と目が合うと……。
「ふふ…っ」
「あははっ」
2人同時に笑い出してしまった。
それからは私と霧様との間に会話はなく、2人寄り添うように心地よい夢に包まれながら、電車に揺られていた。