メイドさんに首ったけ!?
どれだけもっと一緒にいたくても、それは今は叶わない。
「おにいちゃん、またきてくれる?」
「うん、また来るよ」
「ほんとに!?ぜったいだよ!まいにちあいにきてね!」
「うん、わかった」
無邪気に笑う露に手を振ると、僕は病室を後にした。
すると、廊下には綺さんと陸さんが2人並んで立っていて、僕は小さく頭を下げた。
「あのね、霧くん、お医者様からお話を聞いたんだけど……」
「え!?」
困ったように眉を顰め、僕と陸さんを交互に見る綺さんを見て僕は悪い胸騒ぎを覚える。
「実はね、露ちゃん、記憶障害なんですって」
「……」
「おにいちゃん、またきてくれる?」
「うん、また来るよ」
「ほんとに!?ぜったいだよ!まいにちあいにきてね!」
「うん、わかった」
無邪気に笑う露に手を振ると、僕は病室を後にした。
すると、廊下には綺さんと陸さんが2人並んで立っていて、僕は小さく頭を下げた。
「あのね、霧くん、お医者様からお話を聞いたんだけど……」
「え!?」
困ったように眉を顰め、僕と陸さんを交互に見る綺さんを見て僕は悪い胸騒ぎを覚える。
「実はね、露ちゃん、記憶障害なんですって」
「……」