メイドさんに首ったけ!?
☆1☆ 霧様からのお誘い
「露、今度に日曜日どこか出かけようか」
「え!?」
彼のそんな発言に、私は持っていたティーポットを落としそうになる。
「……色々あってからどこへも行っていなかっただろう」
「霧様……」
彼の――
霧様のそんなお心遣いに胸がきゅぅっとなった。
――こんにちは、春日露です。
この春ごく普通の高校生……
にはなれなかった女の子です!
なぜ普通ではないかと言うと、なんと!
中学を卒業したと同時に、お隣の東條家のメイドさんになることになったから。
楽観的な父の陸くんと、東條家のご当主零さんの計らい……というか、たくらみ(!?)で高校にも通わず働く事になったんだけど。
今となってはメイドさんになってよかったって思う。
だって、霧様に逢えたんだもん。
霧様は私のご主人様。
頭がよくて、優しくて、すっごくかっこいいんだぁ。
「え!?」
彼のそんな発言に、私は持っていたティーポットを落としそうになる。
「……色々あってからどこへも行っていなかっただろう」
「霧様……」
彼の――
霧様のそんなお心遣いに胸がきゅぅっとなった。
――こんにちは、春日露です。
この春ごく普通の高校生……
にはなれなかった女の子です!
なぜ普通ではないかと言うと、なんと!
中学を卒業したと同時に、お隣の東條家のメイドさんになることになったから。
楽観的な父の陸くんと、東條家のご当主零さんの計らい……というか、たくらみ(!?)で高校にも通わず働く事になったんだけど。
今となってはメイドさんになってよかったって思う。
だって、霧様に逢えたんだもん。
霧様は私のご主人様。
頭がよくて、優しくて、すっごくかっこいいんだぁ。