先輩×後輩
「いいよ。どこに行けばいい?」

『や、大丈夫!今さくら先輩んち向かってるから!』

行動はやっ!!

「わかったぁ~♪まってるね」

電話を切り、あたしは軽くメイクを直して部屋着から私服に着替えた。

「お母さん、ちょっと外行ってくるね」

「今日は帰ってこなくてもいいわよぉ~♪ふふっ」

「なっ…///」

「どうせ彼氏でしょっ?行ってらっしゃい」

「ありがとう。行ってきます!!」

マンションを出ると、ちょうど俊くんが来たとこだった。

「部屋で待っててくれてよかったのに」

「いいのっ!はやく俊くんに会いたかったから♪」

たった数分でも早く会いたかったんだもん!

「で、見せたいものってなに?」

「ん、ちょっときて」

俊くんに手をとられ、あたしは手をひっぱられながらついていった。

どこ行くんだろ…?

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