SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
奈都也様はペットボトルの緑茶を一口飲む。




「んっ?」




テーブルに置かれた奈都也様のスマホが振動しながらピカピカと点滅する。




「誰だろう?…蓮人?」





奈都也様のスマホに蓮人さんからの電話が入った。




「もしもし…どうした?」



通話の相手が蓮人さんとあって、自然と私の耳もダンボになってしまった。





「向日葵?」


奈都也様が私の方に目を向ける。その瞳は好奇に満ちていた。

「蓮人お前…何か勘違いしてないか?」















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