SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
「う、嘘だろっ!?」



俺は上着のポケットからスマホを取り出し、麻友のスマホに電話を掛けた。




――――お客様がお掛けになった電話は…




抑揚のないアナウンスの声が鼓膜に響くだけ。何度、掛け直しても同じだった…




素直に自分のキモチを伝えられなかった俺が悪いのか!?




今朝は何ゴトもなかったように振舞っていたクセに、何だよ!?この酷い仕打ちは…



俺は麻友を恨めしく思った。









< 159 / 235 >

この作品をシェア

pagetop