SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
ACT*3 一途な想い
~麻友side~
あれから2週間後。
再び両家で集まった。
私は逸るキモチを抑えてその日をずーっと待っていた。
目の前に座る蓮人さんの今夜のディナーの装いも素敵です。ダークグレーの細身のスーツに爽やかなブルー系のレジメンタルストライプ柄のネクタイ。
「お前、食欲ないのか?」
「あ、いいえ…」
蓮人さんは前菜に手を付けない私を訝しげに見つめてポツリと呟く。
「人の顔をジロジロ見過ぎだ。俺だってお前の視線を感じてると食欲は失せる」
「すいません。不快な思いさせてしまって、直ぐに食べますから…」
「蓮人、麻友ちゃんが可愛いからって苛めないの…」
「俺は別に…」
「昔からウチの倅は好きな子を見ると苛める質で・・・」
相馬夫妻は私を温かく迎え入れてくれた。
再び両家で集まった。
私は逸るキモチを抑えてその日をずーっと待っていた。
目の前に座る蓮人さんの今夜のディナーの装いも素敵です。ダークグレーの細身のスーツに爽やかなブルー系のレジメンタルストライプ柄のネクタイ。
「お前、食欲ないのか?」
「あ、いいえ…」
蓮人さんは前菜に手を付けない私を訝しげに見つめてポツリと呟く。
「人の顔をジロジロ見過ぎだ。俺だってお前の視線を感じてると食欲は失せる」
「すいません。不快な思いさせてしまって、直ぐに食べますから…」
「蓮人、麻友ちゃんが可愛いからって苛めないの…」
「俺は別に…」
「昔からウチの倅は好きな子を見ると苛める質で・・・」
相馬夫妻は私を温かく迎え入れてくれた。