SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
見栄でも何でもない。俺はキモチに上限を付けたくなかった。
納期は約1ヵ月半。
来週の誕生日のプレゼントとしては間に合わないが、それでもいいとオーダーメイドジュエリーを注文した。
********
部屋に戻ると、散らかしたままのリビングは片付けられていて、キッチンにはカレーの匂いは漂っていた。
「麻友?」
俺は逸るキモチは抑えきれず、部屋中を隈なく回って麻友の姿を探す。
「麻友…」
麻友が戻った気配は感じられるけど、姿は何処にもなかった。
俺は力なくソファに座り込み、唇をジッと噛み締める。
納期は約1ヵ月半。
来週の誕生日のプレゼントとしては間に合わないが、それでもいいとオーダーメイドジュエリーを注文した。
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部屋に戻ると、散らかしたままのリビングは片付けられていて、キッチンにはカレーの匂いは漂っていた。
「麻友?」
俺は逸るキモチは抑えきれず、部屋中を隈なく回って麻友の姿を探す。
「麻友…」
麻友が戻った気配は感じられるけど、姿は何処にもなかった。
俺は力なくソファに座り込み、唇をジッと噛み締める。