SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
俺は和香さんを副社長室に通した。
「お忙しいのに…」
「君の方こそ、そのスーツ姿を見ていると仕事中だね」
「新入社員だと言うのに、外回りをいいコトに仕事をサボっています」
和香さんは『星凛堂』横浜支社の販促レディとして店舗を回っていた。
彼女は頬に零れた黒い髪を耳にかけて小早川の淹れたコーヒーを啜る。
「小早川、少し席を外してくれないか?」
「はい」
小早川は俺と和香さんをふたりっきりにしてくれた。
「…君は麻友の行方を知っているようだね…」
「知ってるも何も…麻友は私の部屋にいますから」
「お忙しいのに…」
「君の方こそ、そのスーツ姿を見ていると仕事中だね」
「新入社員だと言うのに、外回りをいいコトに仕事をサボっています」
和香さんは『星凛堂』横浜支社の販促レディとして店舗を回っていた。
彼女は頬に零れた黒い髪を耳にかけて小早川の淹れたコーヒーを啜る。
「小早川、少し席を外してくれないか?」
「はい」
小早川は俺と和香さんをふたりっきりにしてくれた。
「…君は麻友の行方を知っているようだね…」
「知ってるも何も…麻友は私の部屋にいますから」