SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
「今夜の夕食の野菜スープは私の手作りなんです。美味しいと評判でした。楽しみに待っていて下さい」



「お喋りはいいから、さっさと持って来い!!」



「はい、ただいま!!」
麻友は俺の言葉に弾かれて部屋を出て行った。

俺の嫁と言うか専属のメイドのよう。



起動したノートパソコンを操作して会社から持ち帰ったUSBをセットする。




『ソーマ』に居ても、俺は社長にはなれなかった。


俺は麻友と結婚して、新会社の副社長として就任する。


俺はモニターを見ながらネクタイを緩めた。



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