SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
「ここに座れ…」



私はソファに座らされた。


彼はブリーフケースからファイルを取り出す。



「知り合いの装飾会社に依頼したパーティの花のデザインなんだけど…どうだ?女性としての率直な意見が欲しい」



「素敵です…」



「ほかに何か意見はないのか?」



「意見って言われても…」



「もういいよ」


蓮人さんは軽い溜息を吐いて、私に渡した花のデザイン図を取り上げた。




「やっぱり、お前…頭弱いな、胸に栄養全部…吸い取られたか?」


< 28 / 235 >

この作品をシェア

pagetop