SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
開場前の大広間。
会社関係者の中にいるはずの蓮人さんを探した。
フェイクファーを脱いだ私の胸許に沢山の視線を感じる。
私の顔は知香や夏妃のように美人で整った顔じゃなく、特徴のない顔。だから、余計に大きな胸が目立ってしまう。
所々に清潔な白いクロスの引かれた小さなテーブルが置かれていた。
テーブルの真ん中には綺麗な花々が飾られている。
蓮人さんは花一つ一つにまで拘り、この日を迎えていた。
「お前…!?」
蓮人さんが険しい顔で私を見つめる。
「何か?」
「何って…その恰好は何だ?」
「あ・・・」
蓮人さんと一緒にパーティドレスも選ぶべきだった?
会社関係者の中にいるはずの蓮人さんを探した。
フェイクファーを脱いだ私の胸許に沢山の視線を感じる。
私の顔は知香や夏妃のように美人で整った顔じゃなく、特徴のない顔。だから、余計に大きな胸が目立ってしまう。
所々に清潔な白いクロスの引かれた小さなテーブルが置かれていた。
テーブルの真ん中には綺麗な花々が飾られている。
蓮人さんは花一つ一つにまで拘り、この日を迎えていた。
「お前…!?」
蓮人さんが険しい顔で私を見つめる。
「何か?」
「何って…その恰好は何だ?」
「あ・・・」
蓮人さんと一緒にパーティドレスも選ぶべきだった?