SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
俺と麻友は披露宴を終え、ホテルのスイートルームに。



俺はソファに深々を腰を下ろして吐息をついた。



麻友も俺の隣に黙って腰を下ろす。




「…これからどうしますか?」



「俺に訊かれても…」



俺も語尾を濁した。


「私は蓮人さんに従います…何なりと言って下さい」



「・・・」


そう畏まって言われたら、どうすればいいのか俺自身も判らない。



結婚したんだ…
今夜は二人の初夜だし、男と女がヤるコトは一つだ。



頭の中で考えるだけで、俺の心臓は性急に早鐘を打ち鳴らし始めた。












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