SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
ACT*2 初恋相手
~麻友side~
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蓮人さんとの出会いは5年前に遡る。
私は通学時の時間帯に突然立ちくらみを起こして、駅のホームに転落した。
転落した私をホームに下りて、抱き上げて救ってくれたのが蓮人さんだった。
私は何度か瞬きを繰り返して目を開ける。
微睡むの中、聞える優しいテノールの声。
輪郭はぼやけて見えるけど整った顔立ち。
「気が付いた?」
意識を戻すと駅の救護室のベットで眠っていた。
「わ、私っ!?」
「…君は貧血で眩暈を起こしたんだよ…」
「あ…」
「君はダイエットしてるの?痩せるのもいいけど、ちゃんと食べる物は食べた方がいい」
「貴方は?」
「俺は相馬蓮人だ…」
彼はベット脇の椅子に座って私の看病をしてくれていた。
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蓮人さんとの出会いは5年前に遡る。
私は通学時の時間帯に突然立ちくらみを起こして、駅のホームに転落した。
転落した私をホームに下りて、抱き上げて救ってくれたのが蓮人さんだった。
私は何度か瞬きを繰り返して目を開ける。
微睡むの中、聞える優しいテノールの声。
輪郭はぼやけて見えるけど整った顔立ち。
「気が付いた?」
意識を戻すと駅の救護室のベットで眠っていた。
「わ、私っ!?」
「…君は貧血で眩暈を起こしたんだよ…」
「あ…」
「君はダイエットしてるの?痩せるのもいいけど、ちゃんと食べる物は食べた方がいい」
「貴方は?」
「俺は相馬蓮人だ…」
彼はベット脇の椅子に座って私の看病をしてくれていた。