孤独な最強姫
琉亜「琉羽、もう帰ろうよ」
もう雑談はここまでで良いでしょ?
吏玖「えー。僕、琉亜先輩と喋りたーい」
私に向かって良いでしょ?って言ってくる。
なんでこんな地味な私に……。
琉亜「ごめん、無理……」
人とは話したくない。
それが敵の氷炎だから、もってのほか。
正統派みたいだけど、信じられない。
吏玖「どうしてもだめなの?」
上目遣い&涙目で迫ってくる。
でも、そんなのは私に通用しない。
琉亜「私はあなたたちとは関わりたくない」
私は冷たく、言い放った。
その言葉で固まった彼らを横目に私たちはその場を去った。