みつばちとはちみつ
「あ、ありがとうございます!!
主将! みなさんも、ありがとうございます!・・もし、これからもこんな事あれば、こいつ守るのに みなさんの力 、
貸してください!お願いします!」
「・・・ヒロ。立たせて。」
くうを立たせると、くうも みんなに向かって頭を下げた。
「ありがとうございます!・・本当に
・・ありがとう・・」
くうの止まった涙が また溢れ出した。
「・・大丈夫。みんな ついてるからね。じゃ、私達 行くね。」
大丈夫。がんばれ。俺らは味方だ。応援してる。………
口々に 言いながらみんなが戻って行った……
「・・くう。このバカ・・」
みんなが 行った後、まだ泣き止まない
くうを抱きしめた。
「ヒロ・・ヒロ・・」
俺の名前を呼び続けるくうを、
泣き止むまで 抱きしめ続けた……