みつばちとはちみつ
悔しい!くうの気持ちを踏みにじられたようで…
「うん・・くうは 優しすぎるね。でも、
それがいいとこの一つでしょ。守ってあげようよ。いいとこ。それに、元凶以外は くうが 思ってる通りだと思うよ。
だから、聞いてあげなよ。ね?」
「あみ先輩・・くうが あみ先輩 大好きなの、わかるよ。ありがとう、先輩。
これからも あいつの事、頼みます。」
「彼氏らしくなったね!うん。もちろんだよ!私も くう大好きだからね!」
団長の所に 向かいながら 昨日のくうの
関西弁の謎を 先輩に教えた。
「あいつの両親、関西出身で あいつも
生まれは関西ですよ。」
「あ〜、で 引越して来て 空手始めて
出会ったと・・」
「そうです。ウチの両親とは 大学で同期だったらしくて。でも 卒業後 地元に戻って、またこっちに・・ですね。こっちに来てからは、くうが関西弁にならないように 気をつけてたみたいだけど・・
おじさんは スポーツ観戦すると 興奮して 関西弁出るし、おばさんも 話弾むと 関西弁出るし・・」