みつばちとはちみつ


…謝りたい? 私に?


「くう!この人達・・」

エミが 急いで駆け寄って来た。

「あんた達!まだ くうに文句あるの!」

「エミ、違う・・謝りたいって・・」

「はあ?」

「いいから、エミ。・・・続けて。」

その人達の話しを聞く…

「私・・幼なじみだし・・そのままの延長で ノリで 付き合うのかなって・・」

ノリって…何?

「でも・・2人見てたら違うなって・・
すごい想い合ってるなって 悲しいけど!・・だから ごめんなさい・・」

「私も・・ごめんなさい・・」


「・・・そう。わかった。でも、私・・
もう、あの事 忘れたいんだよね!あの場
に 誰がいたとかも!封印してた関西弁
出しちゃってさ〜・・恥ずかしい!

だから、忘れるの!・・次にもし会う時
は、お互い 初対面って事で。ね?
どうぞよろしく!・・じゃ!」


ぽかんとしてる2人を 背に さっさと
その場を 離れた。

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