みつばちとはちみつ


…このまま部屋連れて行っていいよな…


膝の裏に手をやり くうを抱きかかえようとした時に … “べしっ”

…脳天に チョップ…

「何をする。」

「いって〜・・こっちが 何をするだ。」

「・・まだ、部屋 行かない・・」


もしかして…一緒にはいたいけど まだ 最後までは…無理って事?

それは…っ! きつい!耐えれるか?俺…

…でも くうがいやなら…

覚悟を決めて 聞く。


「・・なんで?」

「えと・・制服!制服出さなきゃ シワに
なるし・・あ、ご飯!ヒロご飯食べた?食べても 洗い物してないでしょ!
それに・・・」


どんどん 不機嫌になる俺から目をそらして…


「・・お風呂・・入りたい・・」


真っ赤な顔で ボソっと 言った…


その あまりにも真っ赤な顔が 移ってしまい…2人で 照れ合う…


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