みつばちとはちみつ
* 第4章 *
あ〜、離したくないな…
くうを 抱きしめながらしみじみ 思ってた。
でも…この ほぼ裸みたいなカッコで このままは…
ヤバくなってきた…かも…
うん。兄貴が 言ってた事の意味が よく わかる!
「くう、そろそろ 行こか。」
「うん。」
「・・・その前に も1回だけ 」
キスしようと した瞬間、ガラッと
ドアが開き、ニナが 飛び込んできた。
一瞬で 理解できたみたいで 慌てて 後ろを向き、
「ごめん!邪魔して!くう 大丈夫みたいだね!発表、始まるよ!私、先に
行くから!あ、くう、Tシャツ!」
めちゃくちゃ 早口に しゃべり、
急いで 出て行った…
「「・・・あははははっ!」」
2人で 笑った。
「行くか。」
「行こ!」