みつばちとはちみつ


案の定…降りてきたニナに 殴られるどころか 回し蹴りを くらった…


「くうしか 見えないのは わかるけど、
もう1人の 幼なじみも 大切にしろ!
バカヒロ!置いていくな!」


ニナ、めちゃ キレてる…くう〜…


ニナの言葉に 「うん、うん。」って
頷いてて、助けてくれない…


誰か…団長と あみ先輩!
腹 抱えて、爆笑してるし…


「・・・くう・・」


仕方ない、って感じで にっこり笑って
来てくれる。


さすがは 彼女!って思ったのに…


「この バカヒロ!」って 言いながら
くうにも ど突かれた…


「 いつも 考えてから 行動しろって みんなに 怒られるでしょ?・・折角 団長が 私達に トロフィー 取りに行かせて くれたのに!
ニナまで 置き去りにして、感動も 吹っ飛んじゃったじゃない!

・・・みんなに 謝ろう。ね。」


……その通りだ。

「はい。」

< 63 / 268 >

この作品をシェア

pagetop