みつばちとはちみつ
「みなさん、折角のトロフィー授与、
こんな事になって、すいませんでした」
くうが 深々と 頭を下げた。
「みなさん 勝手な事しちゃって、
すいませんでした。みなさんの賞でも
あるのに・・本当に すいません!」
俺も 深く深く、頭を下げる。
みんな、怒ってるよな…って 猛省してると…小さく クク、クスクスって 聞こえてきて 徐々に 大きくなって…大笑いに なった。
「お前ら、最高〜!」
「五十嵐、さっきまで、あんなに かっこよかったのに、かっこ悪〜!」
「笑える!腹、痛い〜!」
みんな 好きな事 言って 大笑いしてる。
最初から 大笑いしてた 団長達が
やっと 笑い終わった。
「はぁ〜、笑った。腹 痛い・・」
「冷静に 挨拶して、降りてった後、
ダッシュで 五十嵐 追いかけて
回し蹴りした 安堂・・くっ・・
思い出すだけで・・当分 笑える・・」