弟系男子が『弟』をやめた時。
無類の永澤好きがいたとして




*********************



「永澤ーっ!」



「永澤大丈夫?」



「永澤って本当出川継げるよ。」



「持ってるな永澤。」





上履きのせいで頬が焼けるようにいたい。



これは私のチャーミングな

ふっくらほっぺがそげ落ちて

げっそりしてしまうのではと懸念して、

私は急きょ保健室に足を運んだ。





それでテーピングしてもらって

ついでに次の時間を

保健室のベッドで寝て過ごした結果、


こうである。






「大半の人心配してないでしょ。」



「え、んなことないって。皆身を案じてる」


「口もと曲がりくねってるよ」


「やっぱり?おさえ切れてない?」


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