弟系男子が『弟』をやめた時。
無類の永澤好きがいたとして
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「永澤ーっ!」
「永澤大丈夫?」
「永澤って本当出川継げるよ。」
「持ってるな永澤。」
上履きのせいで頬が焼けるようにいたい。
これは私のチャーミングな
ふっくらほっぺがそげ落ちて
げっそりしてしまうのではと懸念して、
私は急きょ保健室に足を運んだ。
それでテーピングしてもらって
ついでに次の時間を
保健室のベッドで寝て過ごした結果、
こうである。
「大半の人心配してないでしょ。」
「え、んなことないって。皆身を案じてる」
「口もと曲がりくねってるよ」
「やっぱり?おさえ切れてない?」