あの日の手紙。
スタート切られた

蒼がトップ。


そして、羽奈へと渡ったバトン。


だが、蒼の後ろにくっついていたチーム(陸上部)


が、羽奈こした。羽奈も負けじとスピードアップするが


2位のままりりへとわたる。


羽奈は、ごめんねって泣きそうになりながらいうけど、


蒼が全然大丈夫。俺が、おそいからだーとか言って励ましていた。


きっと、羽奈は蒼のこういうところをすきになったんだな。


なんて思ってる間に

りりは、同着にまで上がってくれていた!


そして、私。ガラにもなく緊張しながら待っていると


こうが大丈夫!と、頭をポンポンとなでてくれた。


それだけで安心できて


わたしは、1位にあげこうにバトンを渡すことができた。



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