月夜に願いを…


そこには、何やら争っている様な、二種類の吸血鬼の軍団が描かれていた。

一方は、知的な雰囲気を醸す軍団。

紅、蒼、黄の能力を持って攻撃を仕掛けている。

恐らく普通の吸血鬼であろう。


そしてもう一方は、その軍団に対し、極めて少数。




白銀の髪に今にも飛び掛かりそうな姿勢、発達した鋭い爪。


覚醒状態に陥ったルナの姿そのものである…




< 62 / 70 >

この作品をシェア

pagetop