御主人様のお申し付け通りに
狂ってる、完全に狂ってるよ。
「やだ、私。あんたとは住まない」
「いいや、おまえは俺としか、もう住む場所はないんだよ」
……ズキッ……
心臓が痛くなって、縮まった。
「15分でシャワー浴びて、裸で戻って来い。いいな、時間厳守だ。早く行け!」
洗礼って、何なの?
まさか、やるのか?
ってかさ、アイツやりたいだけじゃないの?
私の事、好きなんじゃないの?
アイツ…。
だからやたらと、一緒に住め住めって言ってくんじゃないの?
寂しいとか、癒して欲しいとか思ってんじゃないの?
この私に!
ワガママ言える相手が欲しいんじゃないの?
甘えるなって言って、永田が甘えん坊なんじゃないの?
…ったく、仕方ない男だね。
私はシャワーを浴びながら、
「洗礼だってさ、アホか」
独り言を言って、笑った。
アハハ☆
「受けてやろうじゃんよ、永田の洗礼とやらを」
私は身体を念入りに洗った。
バスタオルを巻いて部屋に入る。
永田はカーテンを閉めて、腕組みをしてキツイ目をする。
「とりあえずキスしろ」
命令口調で、偉そうに言う。
キスしたいって普通に言えっての。
私はニヤニヤしながら永田に近寄った。
「このキスで、もう前の旦那には会わないって絶対誓うよ」
私は見上げて言った。
「次、約束やぶったらどうする?」
永田の問い掛けに、
「ブッ飛ばしていいよ」
先に言ってやる。
「ニヤニヤしやがって、イラつくんだよ」
そう言って永田はグッと肩を引き寄せて、私の口唇を激しく塞いだ。
舌が口の中を激しく掻き回して、歯茎も口裏もしっかりナメられてる。
「んぅぅ…」
ダメだ…やっぱり…コイツのキス…
私は片目をうっすら開けると、永田はすっごいキモチよさそうな顔していた。
「っう…ん…」
溶ける…足がもう…力が入らない。
よろけそうになると、
「ええっ!な、何!?…」
私をまたグイッと、まさかのお姫様抱っこ?!
で、ドカッ!…
ベッドへと投げ捨てやがった、コイツ!
「痛いじゃんよ!」
永田は横たわる私に馬乗りをして、姿勢を低くする。
そして、私の耳元で言った。
「俺の洗礼は格別痛い。だから何度も言ってんだろ?なめた扱いすると、一気に痛い所へ落ちるって…な?」
な?…だってよ。
やりたいだけじゃん。
「やだ、私。あんたとは住まない」
「いいや、おまえは俺としか、もう住む場所はないんだよ」
……ズキッ……
心臓が痛くなって、縮まった。
「15分でシャワー浴びて、裸で戻って来い。いいな、時間厳守だ。早く行け!」
洗礼って、何なの?
まさか、やるのか?
ってかさ、アイツやりたいだけじゃないの?
私の事、好きなんじゃないの?
アイツ…。
だからやたらと、一緒に住め住めって言ってくんじゃないの?
寂しいとか、癒して欲しいとか思ってんじゃないの?
この私に!
ワガママ言える相手が欲しいんじゃないの?
甘えるなって言って、永田が甘えん坊なんじゃないの?
…ったく、仕方ない男だね。
私はシャワーを浴びながら、
「洗礼だってさ、アホか」
独り言を言って、笑った。
アハハ☆
「受けてやろうじゃんよ、永田の洗礼とやらを」
私は身体を念入りに洗った。
バスタオルを巻いて部屋に入る。
永田はカーテンを閉めて、腕組みをしてキツイ目をする。
「とりあえずキスしろ」
命令口調で、偉そうに言う。
キスしたいって普通に言えっての。
私はニヤニヤしながら永田に近寄った。
「このキスで、もう前の旦那には会わないって絶対誓うよ」
私は見上げて言った。
「次、約束やぶったらどうする?」
永田の問い掛けに、
「ブッ飛ばしていいよ」
先に言ってやる。
「ニヤニヤしやがって、イラつくんだよ」
そう言って永田はグッと肩を引き寄せて、私の口唇を激しく塞いだ。
舌が口の中を激しく掻き回して、歯茎も口裏もしっかりナメられてる。
「んぅぅ…」
ダメだ…やっぱり…コイツのキス…
私は片目をうっすら開けると、永田はすっごいキモチよさそうな顔していた。
「っう…ん…」
溶ける…足がもう…力が入らない。
よろけそうになると、
「ええっ!な、何!?…」
私をまたグイッと、まさかのお姫様抱っこ?!
で、ドカッ!…
ベッドへと投げ捨てやがった、コイツ!
「痛いじゃんよ!」
永田は横たわる私に馬乗りをして、姿勢を低くする。
そして、私の耳元で言った。
「俺の洗礼は格別痛い。だから何度も言ってんだろ?なめた扱いすると、一気に痛い所へ落ちるって…な?」
な?…だってよ。
やりたいだけじゃん。