いつか きっと…

とにかくどこまでも走った。


何度も路地を曲がり、人にぶつかりそうになりながらも、私達は手を繋いだまま走り続けた。


走りながら、時々心配そうに振り向く顔
と目が合う。


とても優しい瞳。



繋いだ手が暖かかった…。



< 14 / 179 >

この作品をシェア

pagetop