いつか きっと…

「適当に座って。」

「う、うん。」


キョロキョロしながら、とりあえずソファーの端っこに座ってみた。


「美桜、まさかここで一人暮らししてる訳じゃないよね?」


冷蔵庫の中を覗きこんでいる美桜に向かって話しかける。


「一人暮らしみたいなもんかな…。」


美桜は、手に持ったペットボトルのジュースを差し出しながら答えた。
< 31 / 179 >

この作品をシェア

pagetop