smell sweet
照れ屋な彼の告白
結局、無言のまま、ショッピングモールに到着した。
口を開けば、泣きそうだった。ずっと俯いたままの私に、さすがのむーさんも気が付いた。
「どうしたの?体調悪い?」
「………」
「今日の米沢さん、なんだかおかしいよ」
そんな言い方、しないでよ。おかしいのは、むーさんのほうだよ。
1年付き合ったんだよ?なのに、むーさんの気持ちは全く伝わってこない。手を繋ぐのも、甘えるのも、『好き』って言うのも…。
いつもいつも私だけ…。
ああ、もうダメだ…。
ついに、我慢していた感情が涙となってポロポロとこぼれ落ちた。
口を開けば、泣きそうだった。ずっと俯いたままの私に、さすがのむーさんも気が付いた。
「どうしたの?体調悪い?」
「………」
「今日の米沢さん、なんだかおかしいよ」
そんな言い方、しないでよ。おかしいのは、むーさんのほうだよ。
1年付き合ったんだよ?なのに、むーさんの気持ちは全く伝わってこない。手を繋ぐのも、甘えるのも、『好き』って言うのも…。
いつもいつも私だけ…。
ああ、もうダメだ…。
ついに、我慢していた感情が涙となってポロポロとこぼれ落ちた。