君と見る星は儚くて


「…ってそういえばさ」



先輩は思い出したように、バッと私の方を向く。



「“毎日ここに通っちゃうほど”って言ってたよな?」



そう言われ、私は頭の上に?マークをたくさん浮かべる。



「はい、そうですけど…?」


「じゃあ、明日もここに来る?
明後日もその次の日も、またその次の日も…?」



先輩は私にズイッと近づいて聞いた。


っちょち、近いって!!


< 17 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop