恋色電車




そこからは、ずっと店長の質問攻め。





「名前は?」





「神谷さん・・・」





「どこで出会ったの?」




「いつも木曜日に電車が同じで、それで」





「だから、毎週木曜日は喜怒哀楽が激しかったのね・・・」





うんうん、と納得したようにうなずく。





私、そこまでじゃないよね?





「なんで、その・・・神谷さんを好きになったの?」






「それは_____」
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