恋色電車


でも、いくら苦手だからといって、接客をしないわけにはいかない。





とりあえず、並び直していたパンをサササっと終わらせ、レジに着く。






お客さんは店内をぐるっとみわたす。





何か目的のパンでもあるのかな?




そう思ったけど、なかなか声がかけられない。





というか、掛けづらい。




「あのさ、直子いる??」
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