恋色電車




あんなこんなで、考え事をしていると、





声をかけられる。





さっきまではドアの近くにいたのに、




いつの間にか私の真ん前にいる。




「はい?」




直子とは、店長の上地 直子さん。





こんな人が店長に何の用事?






「・・・あっ!俺、直子の弟。で、直子いる?」







あぁ~弟さんか・・・






店長に全然似てない・・・
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