恋色電車



「はいはい。2人とも、そこらへんで終わりにして」




店長のストップの言葉に、



弟さんに向けてた目線を店長に向ける。




「これから、まだやらなくちゃいけない仕事が残ってるわよ!」





「は、はい!」





「廉は厨房にいても邪魔だから、そこら辺にいてね」




そう言いながら、私の腕を多少強引に引っ張る。





厨房に着いた時、「俺の扱い雑ー!」て声がかすかに聞こえた。
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