恋色電車




「あっ!」




そういえば。




「え?どうしたの?」




私の大きな声に2人の肩がビクンと動いた。





「できたらでいいんですけど、どちらか手伝ってもらえませんか?」





とてもじゃないけど、これを1人で付けるのはムリ。






店長もいいって言ってたし良いよね。







「俺、手伝うよ」







そう声をあげたのは意外にも羽生さんだった。






「はい!宜しくお願いします」
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