恋色電車




入口の近くにあった座席に座る。





その瞬間、私の中で力が抜けた。




空気の抜けた風船みたい・・・





昨日から、




自分が怖かった。





私は私なはずなのに、





自分でも何をどう思ってるか分かんなくて。





目の前が揺れる。




涙が目にたまってきた。





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